アイディエスの製品について紹介します。
国内で前例のなかった尿分注検体前処理システムを生み出したアイディエスの、実績と知識・経験を結集した最新設備です。単純明快で合理的なデザインと、秀でた性能を実現できているようです。
主な仕様
・一体型
・180検体/時
・1本搬送外部接続
新しいデザインの大容量分注チップ(22ml)を採用しているようです。一度の検体吸引で複数の子管分注が完了するようで、工数の短縮を図っています。また、ち密に計算された検体キャリーオーバー(線越誤差)対策や、円滑に確実に検体を搬送するカップホルダー・トレイン機構を有しています。
処理フローは次の通りです。
①カップ搬入部:尿カップを投入後、バーコードを読み取り、到着チェックを実施。エラー検体は作業者へ通知。
②子菅ラベル発行部:子菅スピッツに自動でラベルを貼り付け、必要な本数を分注部へ送る。
③分注部:尿カップの攪拌とバーコード読み取り動作を行う。ハルンカップから子菅スピッツへ分注を実施する。
④カップ搬出部:分注処理が完了後の尿カップを運び出す。分注エラーを検出した検体は、作業者へ通知する。
⑤子検体搬出部:分注した子検体を後工程に合わせて仕分け搬出。分注時にエラーを検出した検体の子菅スピッツは専用のラックに仕分ける。
⑥外部搬送接続部(オプション):外部搬送に子検体を接続。
⑦尿/カップ自動廃棄部(オプション):分注処理が済んだ尿と容器を自動で廃棄。