顧客ニーズに応える開発設計

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アイディエスの製品は、同社の前処理システムとほかの会社の自動分析装置を繋ぐ役割を担うため、検体の受け渡し方法や検体容器形状などの条件が複数存在するそう。そのため、標準品を最大限活用することを前提にしながらも、顧客ニーズに合わせてカスタマイズする仕事も大いに発生するといいます。標準ユニットの一部変更で対応不可能な場合は、「流用設計」の部門が担当するとのこと。ハードの開発・設計を含む大がかりなカスタマイズ、新規ユニットの開発は「営業技術」の部門が担当し、商談の初期段階からクライアントと密に打ち合わせ、開発を進めていくそうです。

例えば、同社のスタンダードである一本搬送の機構をラック搬送やパーソナリティラックにリンクさせるようなものがあります。ほかにも、これまでアームのみを動かしていた分注ユニットを四軸連動型(テーブルの方を動かす機構)にすることで処理能力をアップさせるような、新規開発に近いものもあるようです。このような臨機応変なカスタマイズは、ほかの会社なら敬遠する作業かもしれません。しかし、同社の基盤には、冒険的なチャレンジでもクライアントが必要としているのであれば試してみるべき、という社風があるのだとか。
カスタマイズを躊躇うことなく、早期段階で始められれば、納品までの限られた時間を有効に使えるという考えだそうです。